作業療法士:OT pagumaru's diary
日々の臨床と研究のことを書いていきます。It's been over 15 years since I got an occupational therapist license in Japan. I completed the master's program at graduate school. I would like to write on this blog what I thought about doing clinical occupational therapy in Japan. I'm learning English.
self-help tool

後輩指導について思うこと。

私が新人の頃は、まだまだ、見て覚えることが多かったと思います。

私が恵まれていたのは、7年目の経験ある先輩が私のプリセプターだったことだと思います。

自分で考えて、調べて、を繰り返せるように、指導してくれました。

もちろん、相談にもよくのってもらいました。

今の私がこうして作業療法の研究をしてみたいと思うようになったのも、新人の頃に作業療法について、丁寧に教えてくれた先輩のおかげだと思っています。

 

今の、新人作業療法士の方はどんな指導スタイルで教育されているのでしょうか。

病院によって、全く違うのかもしれません。

昔に比べ、入院日数が短くなり、多職種連携の重要さを強く言われるようになりました。

新人の頃は、評価結果を統合するのにすごく時間がかかりますが、現在の病院では、結論を出すまでに、スピードをもとめられるので、なかなか大変なのではないでしょうか。

成長をゆっくり見守る時間は、今の私たちにあるのでしょうか。

考える時間は、新人に与えられているのでしょうか。

時間があれば、じっくり考えるのでしょうか。

 

手技や、マニュアル、手っ取り早く、マネすると、上手くいく方法があるかもしれません。

でも、本当に、上手くいっているか、なんの評価指標を使えばいいのか、環境も全部みてから、振り返ってほしいなぁ。と思います。