私は、修士課程を働きながら取りました。
常勤だったので、通常どおり仕事をして、
仕事が終わってから、授業を受けたり、レポート課題をやったり、研究の準備をしました。
仕事をしながら、勉強するのは、正直かなり大変でした。
私は、それまで、サービス残業で後輩指導やちょっとした仕事の相談をうけていましたが、
時間がないので、業務時間以外のことは全て断りました。
ちょっとした相談は、昼休みに受けて、
書類業務は、残れる日にまとめて一気に終わらせるようにしました。
それでも、職場の人にはだいぶ助けてもらいました。
(職場の中には、良く思っていない人もいたので、自分の言動には一応注意はしました。)
私は、「論文を読む」、「文章を書く」、全てに不慣れで、何をするにも、とにかく時間がかかりました。
睡眠時間は確保しようと思っていましたが、なかなか、上手く来ませんでした。
修論提出1ヶ月前は、本当に大変でした。
「ここまでやったら、遊びに行こう!」と思って早起きして過ごす休日も、
「全然終わらない・・・」ってことばかりで、趣味の時間はかなり我慢しました。
また、職場が研究フィールドだった私は、仕事を辞めることは難しかったし、
路頭に迷う訳にもいかないので、なんとか、仕事と勉強をこなしていたという感じです。
もっと、上手く、スピーディーにこなしている人も多いと思います。
研究に慣れている人もいましたし、自分の持っている研究スキルの違いも関係すると思います。
その他にも、有給がとりやすい職場や、職場との交渉が上手な人。いろいろ関係すると思います。
私は、職場と交渉して、定時で帰ることには成功しましたが、その他は、変わりありませんでした。
それなりに、すごく大変だけど、「やりたい」気持ちと、動機づけがあれば
なんとかなりますよ。
作業療法の臨床研究が増えるといいなぁと思っています。
2年間、定時で帰る生活を続けていたので、
大学院を修了した今も、定時で帰ることが定着しました。
なので、なんとか、論文投稿・論文修正・事例報告など、
やりたいと思っていることをする時間が作れています。