- 半数以上が病院(医療法人)にいます
- 福祉法人とかNPO法人とかは、全体の10%以下。
- かなり少ないけど、厚生労働省や文部科学省で働いている作業療法士もいるようです。
- 対象疾患の約半数以上が脳血管疾患を対象としています
- 認知症や精神疾患はなどを対象としているのは全体の約20%
- 難病や骨折は更に少なく、どちらも約8%程度
作業療法士って日本にどのぐらいいるの?
2019年時点で、有資格者は約9万人(89,717) 、平均年齢約35歳。
組織率が67.3%だそうです。
↓作業療法士協会から引用しました。
https://www.jaot.or.jp/files/page/about/pdf/kaiintoukeisiryou2018.pdf
20代の有資格者が減ってきました。人口減ですから、これから徐々に若い有資格者は減少していくのかもしれませんね。
作業療法士はどこで働いているの?
臨床業務をしている作業療法士が約87%で、その半数以上が医療法人で働いているようです。
でも、厚労省とか文部科学省で働いている作業療法士がいるんですね。
どんな仕事をしているんでしょう。興味あります。今度調べてみよう!
作業療法は誰を対象にしているの?
対象疾患は、循環器系である脳血管疾患が全体の半数以上で、圧倒的に多いですね。
認知症、統合失調などの精神疾患が18%、難病はさらに少ないですね。
職場選択に迷っているのなら…
おそらく、ネットの求人情報だと、病院や老健、訪問リハビリ事業所からの求人が多いのではないでしょうか。でも、職場を決めるときに、求人から選ぶのではなく、引用したOT協会の会員統計資料から、気になる職場を検索してみてはどうですか?
学生の実習では、病院や老健を経験するんじゃないでしょうか。私は、脳血管や骨折などの急性期病院、精神科病院、老健を経験しました。学生の頃は、それが全てだと思い込んでしまったけど(今と時代も違うけど。。。)就職する前に一度、調べてみて、考えてみてもいいですよね。
選択肢があるなかで、自分がやってみたいという職場を探して欲しいと思います。
OT協会も、ちょっと前までは、オレンジプランとか認知症をよく特集していたけど、今は放課後デイの特集?が多い?ような気もします。私は、今一つOT協会がどこに向かって進んでいる途中なのか、よくわからないので、そちらも少しずつ調べてみたいと思いました。