誰にとって役にたつのか
私は、ずっと病院で、医師の指示のもと作業療法を行ってきました。
「診療報酬で対象疾患が決まっているから」「医師から処方が出るから」「退院後は本人の希望により介護保険で契約できるから」とか、そんな理由で、自分で深く考えたことがなかったなぁと思いました。
決められたものが無かったら、誰にとって役に立つのでしょうか。
肩関節とか手関節とか、運動機能面について
整形外科では、「手の外科」と呼ばれる領域があります。関節の拘縮予防で関節可動域訓練を実施したり、筋トレをしたり、温熱療法などを行ったり、スプリントを作成したり、自主練を指導したり。
整形外科では、理学療法は足・作業療法は手って感じで分けられていて、分かりやすいですよね。
骨折箇所によって、年齢によって、前と全く同じ関節可動域が確保できないとしても、日常生活上問題がない可動域確保を目指します。
作業療法が誰にとって役立つか、すごく明確。
脳梗塞や脳卒中の作業療法
おそらく、この領域に関わっている作業療法士が最も多いのではないでしょうか。もともと、脳血管疾患は、高齢者の疾患のイメージです。60代はすごーく若い、70代も結構若い。90歳、100歳も見かけます。
MRIなどの画像診断で脳機能の研究も盛んだからでしょうか、画像から身体機能や認知機能を予測して介入します。
作業療法士向けのいろいろな研修会があります。ほんとにいろいろあります。自己研鑽って、いうけど、、、、。なんだかよくわからない研修会とか講習会もあるので、注意が必要?かなぁと個人的には思っています。
県士会とか、OT協会主催に参加しておくのがいいと思います。
よく考えて参加した方がいいと思いますよ。
ケアとリハの違い、リハが効果的で、経済面からみてもいい、介入量ってどのぐらいなんでしょうか。最近すごく、考えさせられます。
精神障害の作業療法
どのぐらいのことまで作業療法士が関わっているんでしょうか。学会発表とかで聞くと、退院後の生活支援とか就労支援とかいろいろやっています。作業を治療的に使っているのは、入院だけなんでしょうか。調べてみたいと思いました。
発達障害の作業療法
就学前の子どもや、児童を対象に行っています。感覚統合とかよく聞きますが、実際場面を私は知りません。調べていきたいと思いました。
何をするのが作業療法なのか
対象者の年齢や、障害、ライフステージ、社会背景が異なる対象者の方に作業療法を提供するのですが、実際、どんなことをやっているのでしょうか。
少しづつ、調べていきたいと思いました。