わたしは、作業療法士になって6年目に転職し、リハビリテーション科を開設しました。みんなの協力があって、最初は1人だったリハ科が、3年目には4人になりました。多職連携って、こういうことなんだろうと思いながら行動出来て、とても良い経験だったなぁと思っています。
- 事務長・事務課長・先生方、看護師長さん達へのあいさつ
- リハビリテーション科のレイアウトを考える
- 書類を作成する
- 業務時間と業務内容を考える
- 回診・カンファレンスに参加する
- 業務を開始する
事務長・事務課長・先生方、看護師長さん達へのあいさつ
当たり前かもしれませんが、すごく大切ですよ~。まだ20代だったこともあって、みんな温かく見守ってくれました。
リハビリテーション科のレイアウトを考える
リハ科に必要な物品等は既に揃えていてくれていたので、私が注文することはありませんでした。ただ、神経心理学的検査が無かったので、必要最低限を稟議であげました。
書類の作成
業務日誌は、エクセルで作成しました。エクセルで作成し、プリントアウトした後、輪転機にかけました。
実施計画書は、「ファイルメーカーを使いたいです」って、事務課長さんにお願いしました。お願いしたら、用意して頂けました。みんな優しい。
看護師長さんに、「リハも看護も記載する欄があるから、NSステーションにパソコンを置かせて欲しいです」ってお願いして、NSステーションにパソコンを置かせてもらいました。
月1回ある病院会議用に、リハ科の業務量や診療報酬などをエクセルで作成しました。
これくらいかな?その他、NSTとか、退院前のカンファレンス用に書類を作成しました。診療報酬に関わるものは、事務の方々と相談しながら作成しました。診療報酬改定になると、事務の方から白本をコピーさせてもらったりもしました。
業務時間と業務内容を考える
出退勤時間は決まっていましたが、掃除して、ミーティング(まだ1人だけど…)して、●曜日の●時からは、カンファレンスがあるから参加して、終わりを何時にして、掃除して、カルテ書いて。細かい時間を決めていきました。看護師さんの朝の申し送りに毎日参加することは難しかったです。でも、朝の申し送り後、月に数回ある看護計画の確認の時は、一緒に参加させてもらえるようにしました。連携したくて、混ぜてもらいました。日々の業務に組み込めたことは、良かったと思いました。
回診・カンファレンスに参加する
褥瘡回診・NST回診があったので、回診と回診後のカンファレンスにも参加しました。訓練状況を報告しました。そんなに、珍しいことはしていないと思いますが、連携を考えるのであれば、こまめに、コミュニケーションが取れるような環境を作るのは大切だと思います。
業務を開始する
いよいよって感じですよね~。準備に1ヶ月ぐらいかかったような気がします。リハ1人しかいないから、最初は少しづつ始めました。リハビリは先生の処方箋が必要なので、少しづつ処方箋を出して頂きました。なるべくたくさんの方にリハビリの介入ができるようにとのことだったので、毎日介入できなくて、週に2~3回の介入になってしまったこともありました。
それでも、リハ科が開設できたのはうれしかったなぁ。リハ科開設後、約1ヶ月したら、理学療法士の新人さんが入職してくれたので、リハ科が2人になりました。
準備をきちんとやったので、2人になって困る事は、ありませんでした。
今になって振り返ると、結構おもしろいことしたなぁと、改めて思いました。